« AWS Black Belt Online Seminar「AWS WAF」の資料およびQA公開 | メイン | AWS Black Belt Online Seminar「Amazon Aurora with PostgreSQL 」の資料およびQA公開 »

AWS Black Belt Online Seminar「AWSサービスを利用したアプリケーション開発を始めよう」の資料およびQA公開

こんにちは、Technical Trainerの二條です。

先日開催致しました AWS Black Belt Online Seminar 「AWSサービスを利用したアプリケーション開発を始めよう」の資料を公開いたしました。当日参加者の皆様から頂いたQAの回答と併せてご紹介致します。

今後のAWS Black Belt Online Seminarのスケジュールは こちら です。皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

【Q&A】

Q1: sdk python(boto) の低レベルapiと高レベルapiの使い分けを詳しく知りたいです。
A1: 低レベル(Client)APIはサービスの提供するRPC形式のAPIと1対1の関係となっており、サービスのすべての機能が利用可能です。またネットワーク間の呼び出しが明示的なのを好む方にも向いています。一方で、高レベル(Resource)APIは、より直感的なオブジェクト指向的な抽象化によって、よりシンプルなコーディングが可能になっています。これからAWSのサービスを利用した開発を始める場合は、利用可能であれば高レベルAPIから使い始めることをお勧めします。

Q2: (上の質問のつづきで)動作の違いはありますでしょうか。
A2: 高レベルAPIで実現できることは、すべて低レベルAPIでも実現可能です。また高レベルAPIも内部ではサービスのAPIを呼び出しているので、動作が異なるということはありません。

Q3: cloud9のEC2のベースOSはAmazonLinuxでしょうか。
A3: はい、Amazon Linuxです。

Q4: SDK はオープンソースと書かれていましたが、ライセンス形態についてそれぞれどこで確認できますか?
A4: 詳細は各SDKのLICENSEドキュメントをご参照ください。例えば、AWS SDK for Python は、Apache License, Version 2.0となっています。

Q5: yumなどで、追加のパッケージをインストールすることは可能でしょうか。
A5: はい、可能です。

Q6: cloud9を使って、s3バケットのイベント通知やAPI Gatewayからの呼び出しによるテストも可能なのでしょうか。イベントトリガーによるテストが可能であるか教えていただきたいです。
A6: AWS Cloud9でデバッグ、テストできるのはローカル環境(Cloud9環境)で実行している場合のみとなります。AWSの各種サービスのイベント発火で実行されたAWS LambdaをAWS Cloud9でテストすることはできません。

Q7: cloud9はlightsailは対応していますでしょうか。
A7: SSHのポートをオープンしていただければ既存のLinuxインスタンスにAWS CLoud9環境を構築可能です。

Q8: cloud9上で、例えばrubyでいうRSpecのようなテストは実施可能でしょうか?
A8: はい、terminalから実行可能です。

Q9: cloud9 で作成したコードを他の環境(EC2インスタンス)へデプロイすることはできますか?
A9: はい、可能です。例えば、AWS Cloud9では、gitコマンドが使えますので、AWS CodeCommitにコードをpushし、それをトリガーとしてAWS CodePipelineのパイプラインを実行し、AWS CodeDeployでEC2インスタンスにデプロイすることができます。この場合、CI/CD環境をすべてAWSで実現可能です。

Q10: Cloud9のアクセスポートは443のみですか?
A10: はい、ブラウザとAWS Cloud9の間の通信は、HTTPSのみを利用します。

以上です。

コメント

Twitter, Facebook

このブログの最新情報はTwitterFacebookでもお知らせしています。お気軽にフォローください。

2018年4 月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30