AWS Black Belt Online Seminar 「AWS Step Functions」 資料及びQ&A公開
こんにちは、ソリューションアーキテクトの志村です。先日(2017/7/25)に開催いたしました、AWS Black Belt Online Seminar [AWS Step Functions] の資料を公開いたしました。当日参加者の皆さまからいただいた、QAの回答とあわせてご紹介いたします。
今後のAWS Black Belt Online Seminarのスケジュールは こちら です。皆さまのご参加をお待ちしております。
Q1. API Gatewayから直接Step Functionsを呼び出せるのですか?
はい。API Gatewayからの呼び出しに対応いたしました。
詳細はこちらをご確認ください。https://docs.aws.amazon.com/step-functions/latest/dg/tutorial-api-gateway.html
Q2. s3のPUTイベントからの起動は直接は出来ないですよね?
はい。ご認識の通り現状では直接呼び出しできません。
Q3. Step FunctionsでLambdaの実行をした場合について。Lambdaの実行が空振りもしくは重複実行されてしまった場合、どのような動きになりますか? Failが設定されていれば、そちらに流れるということでしょうか?
AWS Lambda自体は少なくとも一度の実行を保証しております(おかしいという場合はevent発行側の可能性があります)。重複起動については、従来のAWS Lambdaと同様にDynamoDBを使うなど冪等性の確保をご検討ください。
Q4. Step Function に Visual Designer(Editor)は ありますか?
Visual Designerはございません。Create a state machineの画面下部にJSONコード入力域とその横にVisual Workflowという今書いているJSONをviewするwindowはございます。また、retry/wait/choice/Parallelなど、いくつかのブループリントも用意されております。
Q5. jsonファイルのリビジョン管理機能はありますか?
解説時に説明が抜けておりましたが、State Machineの編集はできません。WorkFlowが変更される場合は新規のState Machineを作成して頂く必要がございます。
Q6. 課金はどうなっているのでしょうか?呼び出されるLambdaの課金の積み上げという認識でよろしでしょうか?
State Machineの中での状態遷移の回数での従量課金となります。AWS Lambdaの利用コストについては別途発生します。Step functionsには無料枠もございます。(Step Functions の無料利用枠には、1 か月あたり 4,000 回の状態遷移が含まれます。)
https://aws.amazon.com/jp/step-functions/pricing/
Q7. 1つのタスクのみでも、状態遷移は2回(実行、終了)かかるという認識でよいか。また、ループやwaitを行う場合の状態遷移はどのように考えればよいか
はい。ご認識の通り Start => task => End となりますと 矢印の部分が遷移としてカウントされます。
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