S3の値下げと、低冗長化ストレージからの移行について
先月、以下のBlogエントリでアナウンスがあったように、12月1日よりS3とGlacierの価格が引き下げられています。
新しい価格はS3のホームページで確認できますが、その価格を見るとS3の低冗長化ストレージより、S3のスタンダードストレージの方が全体的に安くなっていることが分かります。
(表はS3ホームページからの引用です。なおこの価格は2016年12月9日時点の東京リージョンのものであり、今後変わる可能性がありますので、最新の価格を常にホームページで確認するようにしてください)
■スタンダードストレージ、標準-低頻度アクセスストレージ、Glacierストレージの価格
■S3低冗長化ストレージの価格
低冗長化ストレージは、スタンダードストレージよりも耐久性を低く設定されているストレージです。その替わりに安価であることがメリットなのですが、今回の価格改訂により現時点ではスタンダードストレージを選択した方がお客様にメリットがある状態になっています。(※あくまで現時点での価格あり、今後もこの傾向が続く保証があるわけではありませんのでご注意ください)
既存の低冗長化ストレージ上のS3オブジェクトは、クラスを変更することでスタンダートストレージに移行できます。AWS管理コンソールから変更することもできますし、PUT Object copy リクエストを使用することでも可能です。PUT Object copy リクエストについての詳細は以下のマニュアルをご覧ください。
下佐粉 昭 (simosako@)
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