Python Serverless Microframework for AWSのプレビュー
サーバレスコンピューティングはAWSカスタマの間で最も語られる話の一つです。AWSのサーバレス関連サービスである、AWS Lambda と Amazon API Gatewayはデベロッパーがサーバの管理の必要なく、組み込みで仮想的に無制限のスケーラビリティを持つAPIアプリケーションを作成し、実行することを可能にします。本日、AWS Developer ToolsチームはPython Serverless Microframework for AWSのプレビューを発表できて嬉しく思います。
こちらの3分のビデオでフレームワークとそのコマンドラインツールであるchaliceを使って、いかに素早くサーバレスAPIを始められるかをお見せします。
ちょうど45秒で、新規のHello Worldプロジェクトを作成し、そのコードが書かれたファイル(app.py)の中身を確認し、パブリックなAPIエンドポイントへデプロイし、curlを使って、エンドポイントに対するHTTP GETリクエストに成功しました。我々のゴールは始めるのにかかる時間を最小化することなので、新規のマイクロフレームワークによって提供されるシンプルで素早い体験を楽しんで頂くことを望んでいます。
ビデオの次の数分で、新しいAPIの機能をapp.pyに追加し、APIを再デプロイし、それから、期待通りに動くことを検証しました。
プログラミングモデルが慣れ親しんだものに感じたとしたら、それはその簡潔さと利用の簡単さに対してPythonコミュニティで賞賛されている人気のPythonマイクロフレームワークであるFlaskで使用されているものに基づいているためです。同様に簡潔で直感的なスタイルを採用することが、Pythonデベロッパーができるだけ速くサーバレスAPIを構築することの手助けになることを信じています。
ビデオの残りのパートでは、Amazon CloudWatch Logsを通じて利用可能なAWS Lambdaの組み込みのロギング機能を使うことを、フレームワークがどのように簡単にしているかを確認できます。chalice logs
と chalice deploy コマンドを一緒に使うことで、テスト、診断、修正、デプロイのサイクルを実環境で素早く繰り返すことが可能です。chalice deployコマンドは必要に応じて、デプロイのステージ名を取ることもできますし、異なるステージに対してコードの異なるバージョンをデプロイすることも可能です。この機能を使うことで、開発用ステージを修正している間、本番用ステージはそのままにしておくことができます。その後、変更を外に出す準備が整った時に、本番用ステージへとデプロイすることが可能です。
Python Serverless Microframework for AWSはPyPI(pip install chalice)とGitHub(https://github.com/awslabs/chalice)で利用可能です。プレビュープロジェクトとして公開されており、プロダクションAPI用にはまだ推奨されません。
皆さまのフィードバックや提案を楽しみにしています。お気軽にGitHub上でコメントを残したり、我々に話かけたりしてください!
翻訳:西谷(@Keisuke69)
原文:Preview the Python Serverless Microframework for AWS
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