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AWS Black Belt Online Seminar「Amazon RDS」資料公開

こんばんは、テクニカルトレーナーの鬼形です。

2016/5/27に開催しましたAWS Black Belt Online Seminar 「Amazon RDS」の資料が公開されました。Amazon RDSの各機能およびエンジンごとの特徴や違いがわかりやすくまとめられています。是非ご活用ください。

下記にセミナー時に頂戴したQAを、可能な範囲で記載させて頂きます。

 【Q&A】
Q: スケールアップ時はMulti-AZ構成を組んでいれば無停止で行うことは可能なのでしょうか?
Q: インスタンスサイズの変更ですが、ダウンタイム無しで可能なのでしょうか?以前トライした際には、僅かにアクセス不能になる時間があったように認識しています。
A: Multi-AZ構成を組まれている場合でも、若干のダウンタイムが発生します。Multi-AZの場合、スタンバイインスタンスのスペック変更を実施し、フェイルオーバーを行います。フェイルオーバー実行中マスターデータベースへは接続出来ません。
 
Q: メンテナンスウィンドウの「期間」はどのような意味なのでしょうか。例えば、1時間に設定した場合、かならず1時間以上メンテナンス時間をかけないようにしてくれるのでしょうか?
A: メンテナンスウインドウで指定していただいた期間内にメンテナンスを開始し、終了出来るようにメンテナンスを行いますが、必ず時間内に終わることをお役するものではなく、メンテナンス中に問題などが発生した場合メンテナンスウインドウ外に延長する可能性もございます。そのため、アクセス負荷の少ない時間帯をご指定頂くことをおすすめします。
 
Q: Auroraの3AZ に配置するのはMulti-AZの場合でしょうか?single構成だとどうなりますか?
A: Amazon Auroraが3AZに配置するものはストレージノードとなっています。

Q: Simple Monthly calculatorでAuroraのMulti-AZが選択出来ないのですが、単純に2倍すればよいでしょうか?
A: Amazon Auroraは他のRDSデータベースエンジンとはMulti-AZの考え方が異なります。AuroraではReaderを複数のAZに配置し普段はSlaveとしてご利用頂くことが可能で、各Readerでフェイルオーバーの順序を指定いただけます。その為、各データベースインスタンスを活用頂けます。Simple Monthly calculatorではご利用頂くDBインスタンスの台数をご指定下さい。

Q: スナップショット時にはbeginバックアップなどで整合性を保証されるのでしょうか?
A: バックアップ時にはデータの整合性を保つための作業を行い、ディスクレベルのスナップショットを取得します。

Q: POSTGRESからAUROREに移行するとしたら何かサポートはあるのでしょうか?
A: AWS Database Migration ServiceやAWS Schema Conversion Toolと行った移行作業を手助けするサービスやツールをご提供しております。

Q: 自動バックアップとスナップショットの違いは何でしょうか?
A: 自動バックアップでは、バイナリログなどをS3にバックアップを行い、スナップショットはEBSのディスクレベルのスナップショットを取得致します。
 
次回のBlack Belt Online Seminarは 6/8(水) 18:00より AWS Summit まとめをお送りする予定です!

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