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AWS初心者向けWebinar「AWS ではじめてみよう、IoT システム構築(リピート開催)」で頂いたご質問と回答

こんちには、SAの舟崎です。

2015/12/22にリピート開催いたしました AWS 初心者向け Webinar 「 AWS ではじめてみよう、IoT システム構築」の資料および頂いたご質問とその回答を掲載いたします。

 

頂いたご質問と回答は以下です。

Q1: Pull型のデータ取得方法の場合、複数のメッセージが一括して取得できると思いますが、その場合、コストダウンにつながるのでしょうか?
AWS IoTの場合メッセージ数による課金となりますので、データ取得方法を問わずコストは変わりません。

Q2; 認証機能があることによる性能劣化は見られるのでしょうか?
認証とTLSによる暗号化によって若干の性能低下が見られますが、一般的にHTTPとHTTPSとの性能差と同様をお考えください。

Q3; Amazon API Gatewayに対する接続元の制限(ブラックリストの設定等)は可能でしょうか?
Amazon API GatewayではAPIメソッド要求のAuthorization Type にAWS IAM を指定してカスタム権限を割り当てることができます。これによって適切なIAMロールを割り当てられたIAMユーザーのみがAPIにアクセスできるようになります。またAPIキーを要求するようにすることもできますので、指定したAPIキーを伴ったリクエストのみを受け付けることもできます。

Q4; AWS Lambdaファンクションを直接実行するのと、Amazon API Gateway経由でLambdaをトリガーするのは何が異なるのですか?API Gatewayを経由するメリットは何でしょうか?
AWS SDKやAWS CLIを使って Lambda を直接起動することもできますが、API Gatewayを利用すると以下のメリットがあります。
・デバイスからHTTPS POST で呼び出すことができる
・スロットリングの機能をサポートしている
・APIのバージョニングの管理をサポートしている

Q5: ケース2(資料p48,49,50)で公開されたAPIはアプリケーションやデバイスからどのように知ることができますか?
基本的にはAPIの仕様書をドキュメントで公開することになります。また利用の際にAmazon Identity Access Management (IAM)ユーザーを作成したり、開発者に対してAPIキーを渡すなどが考えられます。

Q6: 使用するサービスの選択肢が複数ありますが、どれがどういったシステムに向いている、といった指標はありますか?デバイス設計で、あらかじめ通信プロトコルHTTPS、MQTTS通信プロトコルを用意しておけば、AWS IoTの活用が考えられるということでしょうか?
通信プロトコルもサービスの選択肢になりますが、収集データの頻度とデータ量、また収集したデータをどのように活用するかに応じてサービスを選択することになります。

Q7: AWS SDKはオープンソースライセンスのようなものでしょうか?
AWS SDK 及び AWS IoT SDK は apache license version 2.0 に準拠しています。詳細は下記のURLのlicense.txt をご覧ください。
https://github.com/aws/aws-sdk-js/blob/master/LICENSE.txt

 

次回のAWS初心者向けWebinarは「.NET開発者向けAWS超入門」(2016/1/12開催予定)です。多くの方のご参加をお待ちしております。

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