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AWS初心者向けWebinar「AWSからのEメール送信」資料公開

こんにちは、SAの下佐粉です。

先日8/11に開催したAWS初心者向けWebinar「AWSからのEメール送信」の資料を以下に公開しました。

AWS環境からメールを送りたいというニーズは多くあると思いますが、その際の方法や注意すべき点が網羅的にまとまっていますので、ぜひご覧ください。またQ&Aもこのエントリの後半で公開しております。

さて、次回のAWS初心者向けWebinarは8/25 18時から。以前に開催して好評をいただいた「ハンズオン付き」のWebinarを実施いたします。最初に講師からの説明を受けたあとは、ご自身の作業でAWSのEC2上にWebサーバを構築するまでを体験していただく事ができます。ぜひお気軽にご参加ください。

  • 8/25(火)18時開始 【AWS 初心者向け Webinar】AWS 上に Web サーバーシステムを作ってみましょう~仮想サーバーから[演習つき]
  • AWS 上のシステムの基本となる、Web サーバーシステム構築をハンズオンWebinar で試してみませんか。 この Webinar では、AWS 上に仮想サーバーを作成し、Web サーバーとして設定します。講師による概要説明、ハンズオン ステップの解説と Q&A、さらに AWS 自主学習用のオンライン演習環境「セルフペースラボ」を使って実際に AWS のサービスを体感していただきます。 Webiner にお申し込みの方には、有償ラボ利用のためにその他ですぐにお使いいただけるクーポンをプレゼントいたします。
  • ※お申し込みの締め切りは、前日 8月24日(月)18:00(日本時間)とさせていただきますので、ご注意ください。
  • 詳細・参加お申し込みはこちら≫ https://connect.awswebcasts.com/jpwebiner08252015/event/event_info.html

 

 今回のWebinarでいただいたご質問と回答は以下の通りです。(可能な範囲で掲載させていただいております)

[Q] 1台のEC2に複数のEIPを割り当てることのメリットはなんでしょうか?
[A] レシーバ側で特定のIPアドレスからのメッセージをブロックされた場合の対処として、複数のIPアドレスから送信することで到達性を上げることが可能です。

[Q] SES側での抑制や停止になる前に利用者に通知させることは可能ですか?
[A] Amazon SES側での送信が停止される前に停止猶予の通知が送られます。停止猶予の通知は、AWSアカウントのEメールアドレスに送信されます。詳細は以下をご覧ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/e-faq-pr.html

ですが、お客様のアカウントの問題が非常に深刻な場合は、停止猶予の期間が適用されずに直ちに停止される場合もございます。詳細は以下をご覧ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/e-faq-sp.html

[Q] 他のアカウントの送信で登録されたSuppression Listに入っているアドレスへの送信も制限されますか?
[A] Amazon SESユーザーの受信者アドレスによってハードバウンスが生成された場合は常に、Amazon SESではそのアドレスが無効になっていると見なし、Suppression Listに追加します。その後14日間は、すべてのAmazon SESユーザーからそのアドレスに送信されたすべてのEメールが、ハードバウンスと同様に処理されます。

[Q] SESのSuppression Listに送信先アドレスが登録されると、ホワイトリストされたドメインからもメールが送れなくなる、とはどういった意味でしょうか?
[A] Suppression Listに送信先アドレスが登録されると、検証済みのドメインまたはアドレスから送信することは出来ないことを表しています。

[Q] SESは国内携帯キャリアのメール制限にひっかかりやすい、とのことですが、これはメールマガジンのように一度に大量配信する場合の話でしょうか?それとも少しずつ送っていても抵触するものなのでしょうか?
[A] 両方とも制限に到達する可能性があります。大量に送信する場合は、携帯キャリア側の制限に該当しやすくなる可能性はありますが、いずれの場合でも正しいメールアドレスに、適切なコンテンツで、適切な送信を行うことが重要です。

[Q] SESでProduction環境に承認頂いた後も、送信元メールアドレスの検証の必要はありますでしょうか
[A] はい、検証の必要があります。Amazon SESを使用してメールを送信する前に、Eメールの送信元となるアドレスまたはドメインを検証し、それを所有していることを証明する必要があります。

[Q] バウンス率が上限を超えてしまうと、即座にSESの利用は停止されてしまいますでしょうか
[A] バウンス率の増加に限らず、お客様のアカウントでの送信に深刻な問題が見つかった場合、その問題を解決するための停止猶予期間が設けられます。その場合、停止猶予の通知を受けることになります。その場合でも通常の送信を実行できますが、割り当てられた時間内で問題を解決しない場合、または許可を申請しない場合、SESの送信権限が停止される可能性があります。Amazon  SESの停止猶予については以下をご覧ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/e-faq-pr.html

また、お客様のアカウントでの送信の問題が非常に深刻な場合は、停止猶予の期間が適用されずに直ちに停止される場合もあります。停止された場合には必ずAWSアカウントのEメールアドレスに通知されます。AMazon SESの停止に関しましては、以下をご覧ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/e-faq-sp.html

Q&Aは以上です。

また過去の資料は以下のURLで公開しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/

 

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