今回はXML形式の注文レポートに、購入者様に付与されたAmazonポイント数を表示させる方法についてご紹介します。
2015年2月より、出品者様が出品している商品を購入した購入者様にポイントを付与することが可能になり、これに伴い注文レポートおよび注文APIにpoints-grantedというカラムが追加され購入者に付与されたAmazonポイント数が確認できるようになっています。
詳細はAmazon ポイントプログラムの機能をご確認ください。
points-grantedは、初期設定では注文レポートおよび注文APIにカラム追加されておらず、カラムの追加設定方法はXML形式の注文レポートとそれ以外とでは手順が異なりますのでご注意ください。
レポート名 |
ReportType |
追加項目 |
設定方法 |
新しい注文レポート (TSV) |
_GET_FLAT_FILE_ORDERS_DATA_ |
points-granted |
|
未出荷の注文レポート (TSV) |
_GET_FLAT_FILE_ACTIONABLE_ORDER_DATA_ |
points-granted |
|
注文レポート (XML) |
_GET_ORDER_REPORT_DATA_ |
points_granted |
※それぞれのレポートの説明については ReportType列挙子 をご確認ください。
設定方法 パターンA
対象ReportType |
_GET_FLAT_FILE_ORDERS_DATA_ _GET_FLAT_FILE_ACTIONABLE_ORDER_DATA_ |
---|
セラーセントラルの注文>注文レポート画面で、「レポートにAmazonポイントの項目を追加」というボタンをクリックすることで追加いただけます。
※変更後に生成された注文レポートにのみpoints_grantedが追加されます。
これにより以下のように付与されるポイント数がTSV形式の注文レポートに含まれることとなります。
設定方法 パターンB
対象ReportType | _GET_ORDER_REPORT_DATA_ |
---|
①注文レポートの画面から“列を追加または削除する”をクリック
②注文レポートの項目を追加または削除する画面で、“カスタマイズ情報”および“購入者様に付与されるポイント数”を有効にし、変更を保存する。
※変更後に生成された注文レポートにのみpoints_grantedが追加されます。
これにより以下のように付与されるポイント数がXML形式の注文レポートに含まれることとなります。
<CustomizationInfo> <Type>points_granted</Type> <Data>1</Data> </CustomizationInfo>
以上、開発時のご参考となれば幸いです。