Amazon MWS開発者ポータルサイトからAmazon MWSに登録する際に、
というオプション選択画面が出てきます。この3つのオプションから選択いただいて、登録する流れとなります。
今回はそれぞれのオプションがどのような用途で使用されるのか、ご説明したいと思います。
(1)出品用アカウントでマーケットプレイスWebサービスを利用します。
出品者様がご自身でAmazon MWSをご利用する際に選択いただくオプションです
発行されたAWSアクセスキーID, 秘密キーを使用してAmazon MWSを使用いただけます。
(2)アプリケーションを使って、マーケットプレイスWebサービスにアクセスすることを希望します。
出品者様が外部のソフトウェアをご利用いただく際に選択いただくオプションです。
このオプションではソフトウェア会社が出品者様に代わって、Amazon MWSにアクセスするための「権限付与」を行います。
(1)のオプションで発行されるAWSアクセスキーID,秘密キーは決して第三者(ソフトウェア開発会社など)に伝えないでください。
AWSアクセスキーID, 秘密キーはセラーセントラルのユーザID, パスワードと同じで出品者様を認証するための重要な情報です。 これらの情報を伝えることは、その伝えられた側が出品者様の出品情報、在庫情報、売上情報といった各種の情報が閲覧可能な状態にあることを意味します。また、AWSアクセスキーID、秘密キーは変更ができないため第三者の方にくれぐれも伝えないようにしてください。
アプリケーション登録時は以下の事を実施する必要があります
<出品者様が実施すること>
- ソフトウェア開発会社様よりソフトウェア開発会社様の「開発者アカウントID」を確認してください。
- 「アプリケーションを使って、マーケットプレイスWebサービスにアクセスすることを希望します。」のオプションを選択し、ソフトウェア開発会社様より受領した「開発者アカウント番号」と「アプリケーション名(上記例で「○×ソフト」)」を登録してください。 → これにより出品者様は外部ソフトウェア開発会社の「○×ソフト」に対してAmazon MWSへのアクセス権を付与したことになります。
もしも、その「○×ソフト」の利用を停止したい場合は、○×ソフトに対して付与した権限を剥奪することが可能です。(テクニカルサポートに剥奪対象の開発者アカウント番号とともにご連絡ください)
<ソフトウェア開発会社様が実施すること>
- ソフトウェア開発会社様がAmazon MWS登録時に発行された「開発者アカウント番号」をソフトウェアを利用する出品者様にお伝えいただき、出品者様に権限付与してもらってください。
- 権限付与管理後は出品者様に代わって、Amazon MWSを呼び出しできるようになります。 呼び出し時の認証情報には以下を指定ください
- 出品者様の出品者ID
- ソフトウェア会社様のAWSアクセスキーID
- ソフトウェア会社様の秘密キー
(3)開発者が、私の出品用アカウントでマーケットプレイスWebサービスを使用することを許諾します。
出品者様が外部の開発者にツール開発を委託される際に使用いただくオプションです。 (2)ではアプリケーション名を登録するのに対し、(3)では開発者氏名をご登録いただく形になります。(2)、(3)ともに「開発者アカウント番号」に対する権限付与をする点で(2),(3)どちらも同じ設定となります。
Amazon MWSの認証情報はセラーセントラルのログインID、ユーザIDと同様に出品者様の情報を守るための重要な情報です。適切な登録、適切な認証情報のご利用をお願い申し上げます。