レポートAPIにおいて、ブラウズツリーレポートが追加されました。
ブラウズツリーとは?
購入者がAmazon.co.jpサイトで商品を探す際の手段として「検索」と並んで重要なのが、商品のカテゴリー分類と、商品を絞り込んで選択する際に使用できる属性項目です。 このカテゴリー分類と絞り込みの属性を指定するための項目が、ブラウズノードとリファインメンツです。 ブラウズノード、リファインメンツは購入者が商品を探す際に重要な設定項目となります。
ブラウズツリーレポートの特徴は?
このレポートは以下の様な特徴があります。- XML形式でのレポートになった(これまではカテゴリー毎のEXCELファイルでの提供)
- 全カテゴリーの情報を一度に取得できる
- 必要なブラウズノードの情報のみ特定して取得することもできる
- ルートノードのみを出力することができる
- 常に最新の情報を取得できる
- 商品登録を自動化している場合、XMLのレポートを使用することによりデータ操作が容易になる
- 商品登録のためのソフトウェアを構築する際、ブラウズノードIDや適切なリファインメンツを指定するための仕組みを構築できる →これにより出品者のブラウズノード、リファインメンツの設定を促進→商品が検索されやすくなる→売上向上
本レポートを使用して、ブラウズノード、リファインメンツの確実な設定を進めていただければと思います。
ブラウズツリーレポート取得方法
手順は以下の流れとなります- RequestReportオペレーションでレポート作成を依頼する。(ReportType: _GET_XML_BROWSE_TREE_DATA_ )
- GetReportオペレーションで作成されたレポートを取得する。
Scratchpadを使用したリクエスト例
(1) 全件
ReportTypeに_GET_XML_BROWSE_TREE_DATA_を設定します
(2) ルートノードのみを抽出
(1)の設定とは別にReportOptionの項目にRootNodesOnly=trueを設定します
(3) 特定のノードIDのみを抽出
(1)の設定とは別にReportOptionの項目にBrowseNodeId=[ノードID]を設定します
ブラウズツリーに関する詳細はヘルプページにも記載されています。
ドキュメントはAmazon MWSポータルサイトよりダウンロード、参照いただけます。現在のところドキュメントが英語版のみとなっております。翻訳完了までしばらくお待ちください
今後ともAmazon MWSをどうぞよろしくおねがいいたします