Amazon MWSのバッチファイルアップロード機能を利用すると、アマゾンの出品者の様々な在庫管理タスクを自動化することができます。商品の出品、出品情報の更新、または出品済み商品を削除することができます。Amazon MWS のフィードAPIセクションを使用すると、出品用バッチファイル(フィード)を送信することが可能になり、管理のタスクを自動化できます。
商品一括登録は、フラットファイルまたはXMLフィードを送信して行います。
※ファイルのテンプレートについては、アマゾンの出品者向けのヘルプページをご参照ください。
フラットファイル
フラットファイルの場合は、以下の2種類のタブ区切りのテキストファイルを送信できます。
フィード名 | SubmitFeedオペレーションのFeedTypeパラメータの値 |
---|---|
在庫ファイル | _POST_FLAT_FILE_LISTINGS_DATA_ |
価格と数量ファイル (本・ミュージック・ビデオ・DVD) | _POST_FLAT_FILE_PRICEANDQUANTITYONLY_UPDATE_DATA_ |
XML
XMLの場合は、フラットファイルの場合のカテゴリー別在庫フィードが以下の5種類のXMLフィードに分かれます。
フィード名 | SubmitFeedオペレーションのFeedTypeパラメータの値 |
---|---|
商品フィード | _POST_PRODUCT_DATA_ |
関係性フィード | _POST_PRODUCT_RELATIONSHIP_DATA_ |
価格フィード | _POST_PRODUCT_PRICING_DATA_ |
在庫フィード | _POST_INVENTORY_AVAILABILITY_DATA_ |
画像フィード | _POST_PRODUCT_IMAGE_DATA_ |
詳しくは、添付のXMLファイル集と下記の「Amazon出品サービスXMLガイド」より、「XML を使った出品管理」をご参照ください。
https://s3.amazonaws.com/seller-guide/jp/MA09004W/MA09004W.html
なお、商品フィードにはカテゴリー別拡張定義があり、上記「Amazon出品サービスXMLガイド」の「 カテゴリー固有のXSD」より各カテゴリーのXSDファイルを参考にフィードXMLを組み込むことができます。
フィード送信プロセス
フィード送信のプロセスは以下のとおりです。
- SubmitFeed オペレーションに対して、FeedType パラメータにフィードの種類を指定して、XML またはフラットファイルを送信します。SubmitFeedオペレーションはFeedProcessingId を返します。これは、GetFeedSubmissionList オペレーションを使用してフィードのステータスを定期的に確認するのに使用することができます。
- Amazon MWSがまだリクエストを処理中の場合は、 GetFeedSubmissionList オペレーションのFeedProcessingStatusList パラメータは_IN_PROGRESS_ というステータスを返します。処理が完了すると、_DONE_ のステータスが返されます。
- フィードの処理が完了したら、 GetFeedSubmissionResult オペレーションを使用して、フィードのどの項目が成功し、どの項目が失敗しているかを説明する処理レポートを取得できます。GetFeedSubmissionResult オペレーションを送信する際には、Amazon MWSがレポートを送る先のストリームを必ず設定してください。GetFeedSubmissionResult オペレーションには、Amazon MWS フィードAPIセクションのクライアントライブラリのコードを使用してストリームを作成できます。
- 処理レポートを分析し、ファイルまたは送信処理のすべてのエラーを修正して、SubmitFeed オペレーションを使用してフィードを再送信してください。処理レポートにエラーがなくなるまで、このプロセスを繰り返してください。処理レポートにエラーがなくなったら、送信は完了です。
次のフローチャートは、フィードを送信するプロセスを表しています。