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AWS Elastic Beanstalkに対するAWS Management Consoleサポート

AWS Management Console(以下、コンソール)はWebブラウザベースのコンソールであり、AWS Elastic Beanstalkをサポートしています。この記事では、このコンソールを用いて、AWS Elastic Beanstalkの使い方を一通りみてみましょう。

AWS Elastic Beanstalkで試用してみる際に、もし、皆様がすでにJavaのWARファイルを持っているなら、それを用いることができますし、もし手元に何もJavaのWARファイルが無い場合でも、AWS Elastic Beanstalkで提供されるサンプルアプリケーションを用いれば、問題ございません。

こちらが、コンソール上でのAWS Elastic Beanstalkの新しいタブになります。"Launch a sample application"から、サンプルアプリケーションを立ち上げることができます。もちろん、WARファイルをお持ちの場合は、"Upload your own application"から、自身のアプリケーションをアップロードできます。

サンプルアプリケーションの起動を選んだ場合は、デフォルトの環境(environment)で立ち上がります。これは数分で立ち上がってくるでしょう。起動の間、下記のような画面となっています。

 

進捗がどのようになっているかを、"Events"タブからチェックすることができます。

 

環境(environment)のステータスは、最初は、"Launching(起動中)"となっていますが、Elastic Load BalancerとAuto Scalingがセットアップされ、EC2インスタンスが起動され、ApacheとTomcatが起動して稼働するやいなや、"Ready"に変更されます。

 

稼働しているアプリケーションのURLがコンソール上で表示されているので、それをクリックすることでそのアプリケーションにアクセスできます(また、View Running Version ボタンを押すことでもアクセスできます)。


もしくは


 

サーバーなどの状況を調査したい場合には、"Logs"タブから、サーバーのログファイルのスナップショットを何時でも取得することができます。



 

また、設定することで、アプリケーションサーバーのログをS3に毎時間記録しておくことも可能です(デフォルトのコンテナタイプで走らせている場合は、Tomcatのログになります):

 

Amazon CloudWatchの監視機能は、自動的に利用可能になっているので、”Monitoring"タブから見ることができます。

 

Elastic Beanstalkアプリケーションにおける環境(Environment)の構成(Configuration)についても、コンソール上で閲覧したり、編集したりできます。デフォルトの設定は大抵の状況において問題なく稼働しますので、特にAWSにあまり詳しくない場合は、デフォルト設定のままでも良いスタート地点となるでしょう。一通り、構成の設定をみていきましょう。

Server(サーバー)タブでは、AWS Elastic Beanstalkアプリケーションを走らせるEC2インスタンスのタイプをコントロールできます。ここで、 複数のセキュリティグループ(Security Group)をインスタンスに紐付けることも可能ですし、キーペアを設定することで、アドミニストレーター用のシェルアクセスを可能にできます。

 

Load Balancer(ロードバランサ)タブでは、ロードバランサのポート、ヘルスチェック、セッションクッキーを管理できます。

 

Auto Scaling(オートスケーリング)タブでは、スケーリングの振る舞いを管理できます。EC2インスタンスの最低数と最大数を設定でき、スケーリングのためのトリガーも設定できます。

 

Database(データベース)タブでは、Elastic Beanstalkアプリケーションで使用可能なデータベースについての情報を提供します。 

 

Notifications(通知)タブでは、重要なアプリケーションイベントが起こった際に通知するemailアドレスを登録することができます。Amazon Simple Notification Serviceが、この通知のために用いられています。

 

Container(コンテナ)タブでは、メモリアロケーションや、ログファイルローテーションなどの、Tomcatの設定の詳細部分について管理できます。 セキュリティ証明書(credential)や、各インスタンスのJDBCコネクションストリングについても設定できます。

 

構成設定を変更する必要があるときに、コンソールを使うことで簡単に設定することが可能です。例えば、下記は、スケーリングトリガーのための設定画面であり、スケールアウトやダウンさせるための構成パラメーターを設定できます。

 

また、皆様でご自身のWARファイルをアップロードして、新しいアプリケーションを作成する場合は、下記の画面で行います。

 

こちらは、既存の(Elastic Beanstalk上の)アプリケーションにおいて、新しいバージョンをアップロードする際の画面です。

 

これまで見てきましたように、コンソールを用いることで、情報を簡単に閲覧でき、編集、管理できます。より詳しい情報が必要な場合は、AWS Elastic Beanstalkユーザーガイドを参照ください。


玉川憲
Twitter: @KenTamagawa

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