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AWS Black Belt Online Seminar「Amazon EFS」の資料およびQA公開

こんにちは。ソリューションアーキテクトの小川です。

7/27(水)に開催した、BlackBeltオンラインセミナー「Amazon Elastic File System (EFS)」の資料が公開されております。当日参加頂いた皆様から寄せられたQAの回答とあわせまして、下記に掲載させて頂きます。

 

【Q&A】

Q1:東京リージョンの提供も速やかにお願いいたします。
A1:ご要望を多く頂いており検討を行っております。まずは海外リージョンで検証等をして頂いて要件を満たすか確認をして頂きつつ、このような用途で使いたいなどのフィードバックを頂ければと思います。

Q2:Windowsサーバとかで「NFSクライアント」機能を有効化すればNFSをマウント出来ると思うのですが、そういう使い方は想定されていない感じでしょうか。
A2:EFSではWindowsを現時点でサポートしていません。ただし、Windowsから利用できるファイルストレージについてもご要望を多く頂いており検討を行っております。

Q3:AWS側のハード障害などで、EFSに保存したデータが取得できなくなる可能性については、S3、DynamoDBと同等。オペミスなどの誤削除、などがないとした場合、利用者側でのバックアップは不要でしょうか?
A3:S3、DynamoDBと異なる部分もありますが、複数のデータセンターに複製を行っている点では同様です。ただし、どのサービスも大規模な災害などにより、複数のデータセンターで障害が発生した場合はデータを失う可能性があります。そのため、そのような事が発生した場合もデータを保護する要件がある場合は、さらに異なるリージョンに複製するなどのバックアップを行ってください。

Q4:バックアップは不要とのことですが、誤って削除してしまった時のためにスナップショットを取ったり、スナップショット内のファイルを個別に取り出したりする方法はありますか。
A4:リージョン内の複数のアベイラビリティゾーンに複製されており、高い耐久性を持っています。ですが、さらに耐久性を高めるために海外のリージョンに複製をしたり、誤削除への対策として別途バックアップを取って頂く事も、お客様の要件に応じてご検討ください。その場合は、EFSの機能としてスナップショット等の機能を現時点ではご提供していないため、EFSの他のファイルシステムや他のサービスへのバックアップを実施ください。他のEFSファイルシステムにコピーする方法としては両方のEFSファイルシステムを1台のEC2インスタンスにマウントし、マウントポイント間をrsyncコマンドで差分コピーする方法が考えられ、これを実現するDataPipelineのテンプレートをご用意しています。S3にコピーする方法としては、AWS CLIやサードパーティ製のツールでコピーする方法が考えられます。EBSへはrsyncコマンドやサードパーティ製のバックアップソフトでEBSボリュームにバックアップを行い、さらにそのボリュームのスナップショットを取る方法が考えられます。

Q5:バックアップ方法として S3 への同期が考えられるかと思いますが懸念点等ありますでしょうか。
A5:ファイル数が多くなるとファイルの差分を確認するのに時間がかかってしまうため、ファイル数・データ量が多くなると事実上難しくなる懸念があります。

Q6:バックアップはEBS等へというお話がありましたが、例えば日次でバックアップを行った場合、そのバックアップのためにバースト枠を使い切ってしまうということはありえませんか?
A6:使いきってしまうかは保存されている容量や差分がどの程度あるかに依存しますが、一定程度バーストのためのクレジットをバックアップで使うことになります。

Q7:初回作成時にしか指定できないのはどの項目ですか?
A7:配置するVPC、パフォーマンスモードです。マウントターゲットは再作成して設定変更が可能です。

Q8:サブネット単位でIPを割り振るということは、ある程度大きいサブネットを切っておかないと枯渇する可能性があるのでしょうか。
A8:1つのマウントターゲットが利用するIPアドレスは1個のみです。

Q9:ファイルシステムを作り直す場合、エンドポイント名変更なしで作り直しが可能?
A9:EFSのエンドポイント名に相当するマウントターゲットにはファイルシステムIDが含まれており、再作成により変更となります。Route 53のプライベートゾーンを使い、CNAMEして一貫したDNS名を使えるようにするというのも良いかと思います。

Q10:qtreeのような容量制限を設けることはできますでしょうか?
A10:保存できる容量を制限するような機能はありません。

Q11:ディスク使用率の監視はどのようにすればよいでしょうか?
A11:ほとんど無制限に保存が可能のため、コスト管理のための監視が目的となると思います。CloudWatchでEFSについての課金を確認する事が可能です。あるいは、ファイルシステム単位で把握したい場合やコスト管理以外の目的であれば、APIを使ってファイルシステムの情報から容量を確認する事も1つの方法です。

Q12:ファイルシステムを読み込み専用で利用するには、fstabのオプションで読み込み(r)を付与すればよいでしょうか。
A12:はい可能です。

Q13:EFSはファイル単位のアクセスとのことですがrsyslogdなどログの出力先として使うことに問題はありますか?
A13:EFS固有の問題は無いかと思います。ただし、rsyslogdで扱うことが多い、OSなどのログは起動中のNFSをマウントをまだしていないタイミングで出力される内容もあります。そのようなログは残らない事をご注意ください。ログはS3に送るという構成も良いかと思います。

Q14:S3とは何が違うのですか?
A14:一番大きな違いは、アクセスする方法が違うことです。S3はHTTPベースのAPIで、EFSはNFSです。NFSを使っているため、OS上にマウントしてOSのAPIからこれまでのファイルIOと同様にアクセスできます。

Q15:EBSはほかのサーバと共有できないですか?以前初級トレーニングではマウント(NFS等)するときはS3は対応していないのでEBSでというように聞いた記憶があります。
A15:EBSは同時に1台のEC2インスタンスにのみアタッチ(割当)が可能です。アタッチ後に、NFS等を使って間接的に共有する事も可能です。

Q16:異なるVPCをまたいでEFSデータ共有したい場合にどのような方法があるでしょうか。
A16:異なるVPCをまたいでサーバ間の通信は行えるため、EFSをマウントしているサーバ上のアプリケーションやミドルウェアを通じでデータを共有する事は可能です。

Q17:EFS の可用性がどの程度なのか教えて下さい
A17:複数のAZに複製されており、高い可用性を持っています。具体的な数値は公開しておりません。

Q18:ベースの処理速度というのはネットワーク速度を考慮した上での性能になるのでしょうか。 小さいインスタンスだとネットワーク帯域が小さいので性能が下がったりしますでしょうか。
A18:EFSがファイルシステム全体として処理できるスループット性能であるため、使用する側のEC2インスタンスが小さくネットワーク帯域が少ない場合はボトルネックとなり、EFSのベース性能をはっきできない場合もあります。

Q19:CloudWatchメトリックのBurstCreditBalanceは、EBSのIOPSクレジットと同じようなものでしょうか。
A19:同様です。EFSの場合はファイルシステム全体でのスループットについてのクレジットとなります。

Q20:例えば性能検証等でバーストを敢えて機能させたくないというケースがあった場合に、サポートに依頼することで対応可能でしょうか?
A20:バースト機能を停止する事はできませんので、事前に負荷をかけて頂きバーストのためのクレジットを使いきってからテストするなどの工夫をお願いします。CloudWatchメトリックのBurstCreditBalanceでクレジット状態を確認してください。また、一貫した状態で検証をしたいという目的であれば、クレジットが残っていてバーストできる状態を維持して性能検証する方が行い易いかと思います。

Q21:容量の少ないデータを複数のEC2で共有するために利用しようとすると、性能的には余り期待できないということでしょうか?
A21:バースト性能がありますので、それで性能的に満たせないか確認ください。ケースによってはダミーファイルを作成するような事も考えられるかと思います。

Q22:AZをまたいだ場合の一貫性はどの程度まで保証されていますか?
A22:EFSはAZ間をまたがって強い整合性を持っており、即座に他のAZでも反映されます。実際にはファイルIOが同期処理されているかなどにもよりますので、整合性の詳細については以下のURLを参考ください。
http://docs.aws.amazon.com/fr_fr/efs/latest/ug/using-fs.html#consistency

Q23:AZをまたいだファイルのロックは可能ですか?
A23:可能です。

Q24:Max I/Oモードに設定した場合は、ファイル書き込みが完了しても別ノードからその内容が参照できない状態が発生しうるということでしょうか?
A24:「General Purposeモード」と「Max I/Oモード」で整合性の動作の違いはありません。

Q25:課金について、1か月で使用したディスク容量というはどのように計算されるでしょうか?
A25:1ヶ月平均で保存されていた容量で課金されます。半月だけしかデータを保存されていなければ、課金も半分となります。

Q26:データ転送量課金は無いですか。
A26:データ転送量が発生するような使い方は通常無いため、発生しません。EC2インスタンスから異なるアベイラビリティゾーンにあるマウントターゲットを使用するとコストが発生するため、同じアベイラビリティゾーンにあるマウントターゲットを使用してください。   

Q27:マウントターゲットを沢山作ると料金が増えるなどありますか。
A27:マウントターゲットに対する課金はありません。また、マウントターゲットファイルシステム単位でAZごとにしか作成できません。

Q28:EFSに保存したファイルを削除して、ファイルシステム上の合計ファイルサイズが減ったときは、課金対象のファイルサイズも追従して減りますか?例えば、7月は1TB保存していて、8月は100GBになったときは、7月の課金は1TB分、8月の課金は100GB分となりますか?
A28:従量課金ですので、保存されている容量が減った時は安くなります。

 

以上です。引き続きBlackBeltの配信予定はこちらに掲載されております。8月も毎週開催予定ですので、参加場所を問わないオンラインセミナー、夏休みのちょっとした時間でも是非ご参加下さい! みなさまのご参加お待ちしております。

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