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AWS Black Belt Tech Webinar「Elastic Load Balancing (ELB)」資料公開

こんにちは。ソリューションアーキテクトの下佐粉(しもさこ)です。

先日(5/13)のAWS Black Belt Tech Webinar ではElastic Load Balancing (ELB) の解説を行いました。資料を以下に公開しています。

ELBはロードバランサー(LB)のサービスです。そのELBについての基本的な機能紹介から、使い方の注意点や新機能の紹介など、充実した資料になっています。

また、すでにご利用いただいているユーザの方も多いサービスのためか、Q&Aも活発で、時間以内には答えきることができませんでした。Q&Aは出来る範囲で追加の回答を作成してこのエントリの後半に記載していますので、ぜひ御覧ください。(ご質問内容は回答できないものや、一部質問内容を変更させていただいている部分もありますがご了承ください)

次回のBlack Belt Webinarは、5月20日(水)18時「Windowsインスタンス」です。AWS上でWindowsサーバを利用されている方、計画されている方は必見の内容です。その次週5/27(水)にはRDSを予定しています。Web経由の講義ですのでインターネット接続があればどこからでもご参加できますし、Q&Aも可能です。ぜひお気軽にお申込みください。

いただいたご質問と回答

※ご質問内容については、内容を分かり易くするため、一部質問内容を編集させて頂いています

Q1)
課金対象となる処理量とはELBからインターネットへのアウトバウンドトラフィック量のことでしょうか?

A1)
ELBを経由して転送されるデータに応じてGB課金されます。

Q2)
Internal ELBについて質問ですが、Internal ELBの名前解決がpublic DNSということは、内部のIPアドレスが外部DNSへのqueryでわかってしまう、ということでしょうか?
VPC内からのみ解決可能なDNSというのは存在しないのでしょうか?

A2)
Internal ELBのDNS名を名前解決するときは、パブリック側で行われますので、その場合、Internal ELBプライベートIPアドレスが名前解決により知ることができます。ですが、プライベートIPアドレス自体を知ることはできても、実際にはそのVPC内のELBに接続、ルーティングできなければ当然ですがアクセスはできません。

もしくはRoute 53のプライベートDNSをご利用頂くと、指定したVPC内でのみ名前解決可能なリソースレコードセットを作成可能です。詳細は以下をご覧ください。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/hosted-zones-private.html

Q3)
SPDY や HTTP/2.0 は利用可能ですか?もしくは今後利用できるようになりますか?

A3)

ELBのリスナープロトコルをTCPに設定することでSPYDおよびHTTP/2.0をご利用頂くことが可能です。ただし、この場合ELBはHTTPヘッダーを取得しないため、X-Forwarded-ForでクライアントIPを取得することは出来ません。代替案としてELBのProxy Protocol機能をご利用頂くことで、クライアントのIPを取得可能です。

Q4)
ELBからEC2を切り離した場合でも、Connection Drainingの動作はしますでしょうか(処理が終わるまで継続するか)

A4)
はい、ELBからEC2インスタンスを登録解除した場合に、Connection Drainingは動作します。詳細は以下をご覧ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ElasticLoadBalancing/latest/DeveloperGuide/config-conn-drain.html

Q5)
ELBの暖気申請が必要となるトラフィックの目安はどれくらいになりますでしょうか?

A5)
5分間で50%以上のトラフィック増加があると、ELB自体のスケールが間に合わずにHTTP 503 レスポンスを返す期間がありえます。その場合には事前に暖気申請を頂くか、あるいは事前に段階的にELBに負荷をかけておくことが推奨されています。

Q6)
DMZセグメントにELBを設置してSSL証明書を導入して、インターネットアクセスを行うことを考えております。
一つのELBより複数のEC2インスタンスに割り振りを行うことは可能か。
一つのELBより一つのEC2インスタンス上に複数起動しているApacheプロセスに対して割り振りを行うことは可能か。

A6)
1つのELBから複数のEC2インスタンスにアクセスを割り振ることは可能です。
1つのELBより1つのEC2インスタンス上で複数起動しているApacheプロセスへの負荷分散に関しましては、例えばELB側の待ち受けポートが80番に対して、バックエンドのインスタンスへの複数のポート(80番、81番、8080番)へ割り振ることはできません。
ELB側の80番の待ち受けポートに対して、バックエンドインスタンスの待ち受けポートを80番、かつELB側の待ち受けポートを443番に対して、バックエンドインスタンスの待ち受けポートを443番という形で割り振ることは可能です。

Q7)
プロトコルでTCPの80を選んだ場合と、HTTPを選んだ場合は何が違うのでしょうか?

A7)
TCP(レイヤー4)をご使用頂く場合は、ELBはヘッダーを変更せずにバックエンドインスタンスにリクエストを転送します。
HTTP(レイヤー7)をご使用頂く場合はELBはリクエストのヘッダーを解析して接続を終了した後、バックエンドインスタンスにリクエストを再送します。
HTTP/HTTPSをご使用頂く場合は、スティッキーセッションを有効にできます。また、X-Forwarded-Forをご利用頂けます。その他詳細に関しましては以下をご参照ください。

http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ElasticLoadBalancing/latest/DeveloperGuide/elb-listener-config.html


Q8)
異なるAZにある複数のELBに対してDNSラウンドロビンで割り振る場合でも、Sticky Sessionを実現可能でしょうか?

A8)
はい、Sticky Sessionを実現可能です。

次回開催内容

5月20日(水)

  • Amazon Elastic Compute Cloud Windowsインスタンス - 渡邉 源太(@gentaw0)
  • セミナー内容:
    • Amazon EC2は、 わずか数分間でサーバインスタンスを起動することが可能で、コンピューティング要件の変化に合わせて、素早く能力を拡張または縮小することができます。
      今 回はAmazon EC2のWindowsインスタンスに焦点を当てて、SQL ServerやSharePointなどをふくむWindowsベースのソリューションを解説します。併せて、AWS Tools for PowerShellなどWindowsインスタンスを使う上で書かせないツールやWindows Server 2012 R2, SQL Server 2014 AMIのサポートなど数多くのアップデートをご紹介していきます。高性能で信頼性、費用対効果の高いAWSのクラウドコンピューティングプラットフォーム 上でWindowsインスタンスを使いこなせるようになりましょう!

5月のBlackbeltシリーズの予定や4月の資料は以下のエントリにまとまっていますので、こちらもぜひご参照ください。

http://aws.typepad.com/sajp/2015/04/2015-may-aws-black-belt-tech-webinar.html

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