ECS 4.0のドキュメントのリモートショッピングカートに関する部分(Programming Guide - Making Operation Requests to ECS - Using the ECS Shopping Cart)を日本語訳しました。
- ECSのショッピングカートの利用
- カートを作成して商品を追加する
- ショッピングカートを操作する
- カートの中身を注文する
- ショッピングカートのオペレーションの一般的な利用手順
- 開発と利用に関する注意事項
- ECSのリモートショッピングカートの代替機能
リモートショッピングカートを使うと、WebサイトからAmazonへ移動することなしに、Amazonのショッピングカート機能を利用することができます。Webサイトを訪れたカスタマーが複数の商品を購入できるようなアプリケーションを開発されている場合、Amazonへの移動が行われないので、より直感的なインターフェイスを構築できます。
ECSのショッピングカートの利用
概要
カスタマーが商品を購入するのを支援するために、ECSにはカスタマーが購入を希望している商品を管理するショッピングカートの機能が用意されています。ショッピングカートは、Amazonに格納されるテンポラリのデータ構造です。決められた期間(現在は90日間)利用されていないカートは、アクティブでないと見なされ、削除される可能性があります。ショッピングカート機能を利用すれば、あなたのカスタマーによりよいサービスを提供することができ、Amazonのアソシエイト・プログラムを通じて販売した商品の紹介料を取得するチャンスが提供されます。
ショッピングカートを作成するには、カスタマーが選択した商品(商品とその数量)の情報をECSに送信します。ECSは、商品の説明と現在の価格情報を含むショッピングカートを作成します。あとはそのショッピングカートに対して、ECSで用意されている様々な機能(たとえば商品を追加したり既存の商品を管理する機能)を利用できます。カスタマーが注文内容を決定したら、提供されているURLを使ってそのショッピングカートをAmazonに転送すれば、カスタマーが注文処理を完了することができます。
ECSのショッピングカート機能を利用して作成されるのはリモートカートで、カスタマーがAmazonのWebサイトにアクセスしたときに(すでに一度サインインしていれば)表示される既存のショッピングカートとは異なります。このリモートカートはそれ自体固有の識別子を持っていて、(カスタマーではなく)あなたのアプリケーションが保持しているものと考えられます。ECSには、リモートカートを最終的にAmazonに転送するURL以外に、特定のカスタマーのショッピングカートやAmazon上のアカウントに関する情報にアクセスする機能は持っていません。そのため、あなたのアプリケーション自身で、リモートカートとカスタマーの関連付けを行わなくてはなりません。カスタマーのセッションレベルの情報を保持するメカニズムは、環境によって異なります。

ショッピングカートに関しては次の操作を行うことができます。
カートを作成する (CartCreate) - カスタマーが選択した最初の商品をもとにリモートショッピングカートを作成します。販売可能な商品はカートに入り、販売できない商品(在庫切れ、製造中止、予約商品)は「後で買うために保存する」場所に格納されます。カーとが作成されると、カートの識別子のペア(CartIdとHMAC)が割り当てられて返されます。この後でカートを操作するときのために、この2つの識別子を保管しておく必要があります。カートをあとで探し出すことはできません。カートにはCartIdとHMAC以外のアクセス手段はありません。
カート内の商品を取得する (CartGet) - (まだAmazonに転送されていない)既存のカートに含まれている商品の情報を取得します。カート内の商品情報は(短期間のキャッシュを除いて)ローカルに保存すべきではありません。CartGetオペレーションでカートの情報を取得してください。
カートに商品を追加する (CartAdd) - カートに新しく商品を追加します。販売可能な商品はカートに入り、販売できない商品(在庫切れ、製造中止、予約商品)は「後で買うために保存する」場所に格納されます。
カートの内容を変更する (CartModify) -商品の数量を変更したり、商品をカートから削除したり(数量をゼロにします)、カートと保存場所との間で商品を移動することができます。
カートの中身を全消去する (CartClear) - カートから商品をすべて削除します。
カスタマーをAmazonが(カートとともに)提供するURLに転送すれば、注文を完了させることができます。この時点でカートの内容と保存場所の内容はカスタマーがAmazon上に持っているショッピングカートにマージされ、リモートショッピングカートはECSからアクセスできなくなります。
ショッピングカートのオペレーションはすべてのロケールで動作します。カートの識別子はロケールごとに固有のもので、あるロケールの識別子を他のロケールに転用できません。
各オペレーションの詳細な説明は以下を参照してください。
カートのオペレーションの概要と開発に関する注意事項は以下を参照してください。
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