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EC2 Dedicated Hostが利用可能に!

先月、EC2 Dedicated Hostがまもなく利用できるようになります、とアナウンスしました。その時に書いたとおり、このモデルで、EC2インスタンスとその下の物理マシンとのマッピングを、お客様がコントロールできるようになります。Dedicated Hostは以下の事ができるようになります:
  • ライセンス持ち込み(Bring Your Own Licenses) – サーバ単位の既存のライセンスであるWindows Server, SQL Server, SUSE Linux Enterprise Serverやその他のエンタープライズシステムや製品を、クラウドに持ち込めます。Dedicated Hostのソケット数や物理コア数を確認することができますので、実際のハードウェアに適するソフトウェアライセンスを取得し使うことができます。
  • コンプライアンスや規制への準拠 – Dedicated Hostを配置することで、お客様が完全に専有するハードウェア上で、アプリケーションを実行することができます。
  • 利用の追跡 – AWS Configを使うことで、各Dedicated Host上にあるインスタンスの開始・停止といった利用履歴を追跡することができます。このデータは、ライセンスメトリクスの利用量との確認に使えます。
  • インスタンス配置の制御 – 各Dedicated Host上のEC2インスタンスの配置を、細かい粒度で制御できます。
 
本日より利用可能
Dedicated Hostが本日より利用可能であることをアナウンスできて嬉しく思います。AWSマネジメントコンソールAWSコマンドラインインターフェイス(CLI)AWS Tools for Windows PowerShell、もしくはAWS SDKのコード経由でDedicated Hostを起動できます。
 
ではコンソール経由でDedicated Hostを配置し、EC2インスタンスをその上に起動してみましょう! EC2コンソールを開き、左ナビゲーションバーにあるDedicated Hostsを選択し、Allocate a Hostをクリックします。
 
インスタンスタイプを選び( Dedicated HostはM3, M4, C3, C4, G2, R3, D2, I2インスタンスで利用可能です)、アベイラビリティゾーンと台数 (各 Dedicated Hostは、指定したタイプのインスタンスを1つ以上収容できます。ただし全て同じインスタンスサイズとなります)。
 
インスタンスのauto-placement許可を選ぶと、その後に同じアベイラビリティゾーンで起動するインスタンスタイプはDedicated Host上に起動する資格を持ち、ホスト上に空きキャパシティがあれば、そのホスト上に配備されます。auto-placementを許可しない場合、インスタンスを起動する際にターゲットとなる Dedicated Hostを明示する必要があります。
 
Allocate hostをクリックすると、配置できたという確認画面が表示されます:

 
この時点から Dedicated Hostの課金が始まります。ホスト上で稼働するインスタンスのサイズと台数は、コストへ影響しません。
 
全てのDedicated Hostを一覧で見ることができます。一つを選択するとその詳細情報が表示されます:
 
 
ご覧のとおり、私のDedicated Hostは2ソケットと24コアを備えています。最大22台の m4.largeインスタンスを配備できますが、現時点ではそれ以外のインスタンスは配備できません。次のステップは、このDedicated Hostに数台のインスタンスを配備することです。Actionsをクリックし、Launch Instance(s) onto Hostを選択します(既存のEC2起動ウィザードも使用できます):

 

AMIを選択します。幾つかのAMIはDedicated Hostとして利用できません(現時点ではRHEL, SUSE Linux, Windowsライセンスを含むものが該当します)
 
インスタンスタイプは既に選択された状態になります:
 
 
Dedicated Host上に配備されたインスタンスはVPC内である事が必要です。単一のDedicated Hostで、複数のVPCに存在するインスタンスを収容できます。
 
インスタンス起動手順の残りは、通常通りに進められますし、Dedicated Host上で起動する場合に適したオプションもあります。例えば、SpotインスタンスはDedicated Host上では起動できません。
 
通常のEC2インスタンスを起動する方法で、自分のDedicated Hostを指定することも可能です。単に、テナンシーのオプションで Dedicated Host (専有ホスト)を選択し、自分のDedicated Hostをホストとして選択します(指定なしのままにしておくことも可能で、その場合はAWSがホストを選択します)。
 
 
アフィニティを選択すると、Dedicated Hostとインスタンス間で永続的に関連付けられます。このオプションで、インスタンスが同一ホスト上で再スタートするようになり、ソフトウェアがライセンスされていないホスト上でインスタンスが不注意に起動しないようにできます。Windows Serverイメージをインポートする場合、ライセンス条項に従って最低90日間は特定の物理サーバに割り付けることができます。
 
コンソールのDedicated Hostセクションに戻り、ホストの1つを選択し、その上で稼働しているインスタンスについて知ることができます:

 
ライセンスソフトウェアの利用と追跡
既存のソフトウェア・ライセンスをDedicated Host上で利用可能です。仮想化環境での利用が許可されているか条項を確認し、VM Import/Exportを使って既存のマシンイメージをクラウドに持ち込みます。詳しくは、EC2ドキュメントの Bring Your Own Licenseを参照ください。AWSに関するWindowsライセンスオプションについては、Microsft Licensing on AWSAWSとMicrosoftに関するよくある質問を参照ください。
 
AWS Configを使ってDedicated Hostの設定変更とその上のインスタンスの起動、停止、削除を記録することができます。コンソールのEdit Config Recordingボタンを使って設定を変更できます(ボタンの上にマウスカーソルを乗せると、現在の状況が表示されます):
 
 
詳細は、AWS Configを参照ください。
 
重要事項
冒頭で述べたようにDedicated Hostを配備した時点で課金が始まります。価格についての情報は、Dedicated Host価格ページを参照ください。
 
EC2は各Dedicated Hostの状態を監視し、その情報をコンソール経由で表示します。通常時の状態は availableで、Dedicated Hostに障害の可能性がある場合は under-assesmentに切り替わります。
 
Dedicated Host上で起動したインスタンスはVPC内に存在している必要がありますが、プレイスメントグループを利用できません。オートスケーリングやRDSもサポートしていません。
 
Dedicated Hostは 米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、EU(アイルランド)、EU(フランクフルト)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、南米(ブラジル)リージョンで利用可能です。各リージョンにてインスタンスファミリー(M4, C4等)毎に最大2台のDedicated Hostsを配備できます。それ以上必要な場合は、ご連絡ください
 
— Jeff;(翻訳は松尾が担当しました。原文:Now Available – EC2 Dedicated Hosts )

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