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【AWS発表】Amazon API Gatewayが東京リージョンで利用可能になりました

ソリューションアーキテクトの西谷(@Keisuke69)です。

皆様より非常に多くのご要望を頂いていたAPI Gatewayの東京リージョンでの御利用が、本日より可能となりましたことをご案内します。

Api-gateway-logo

 

API GatewayはAWS LambdaAmazon Elastic Compute Cloud (EC2)、もしくはパブリックにアドレス指定可能なAWS外でホストされているサービス上で実行されているAPIを利用したAPIを簡単に公開できるサービスです。もしLambdaを利用しているならば、非常にスケーラブルなAPIをすべてサーバレスで実装可能です。この新たな従量課金制のサービスにより、皆さんは素早く、簡単に信頼性高くスケーラブルなアプリケーションバックエンドを構築し、実行することが可能になります。インフラストラクチャについて心配する代わりに、自分のサービスに集中できます。

なお、Amazon API Gatewayは他にもUS East (N. Virginia)、US West (Oregon)、 EU (Ireland)のリージョンでも利用可能です。詳細な情報についてはプロダクトページをご覧下さい。

では、改めてAmazon API Gatewayでできること、機能について簡単におさらいをします。

基本

API Gatewayを利用することで、特別な知識やスキルを必要とすることなく数クリックでAPIを定義し、変更したりデプロイすることが可能です。また、認証メカニズムとしてAWS Signature V4をサポートしており、AWS Identity and Access Management (IAM)を活用することでセキュアにリクエストを処理することも可能です。

OSSのSwaggerをサポートしており、インポートすることでAPIの定義やデプロイが可能です。ステージという概念があり、これを複数作成することで選択的にデプロイすることも可能です。この機能は例えば本番と開発で環境をわけてデプロイしたい場合などに有用です。既存のものをクローンし、別のAPIとして作成することで複数バージョンのAPIを同時に稼働させ続けるといったことも可能です。API GatewayはCloudfrontを利用してディストリビューションされており、カスタムドメインネームを使用することも可能です。

そして、作成したAPIを利用するアプリケーションのためのJavaScript、iOS、Android向けSDKを作成することも可能です。

キャッシュとスロットリング

API Gatewayで提供するAPIのレスポンスをキャッシュすることが可能です。これは各ステージごと、クエリパラメータごとなどで設定可能となっています。レスポンスをキャッシュすることで、キャッシュヒットしたリクエストはバックエンドへとリクエストがルーティングされることなくレスポンスされるため、バックエンドの保護につながります。また、リクエスト数がある一定数を超えたらリクエストをスロットリングすることも可能です。どの程度の秒間リクエスト数を許可するかはユーザにて設定可能です。また、こちらもキャッシュ同様、適切にリクエストをスロットリングすることでバックエンドが過負荷となってしまう状態を防ぐことができます。

レスポンスの変換

リクエストとレスポンスのデータ構造を定義し、マッピングテンプレートと呼ばれるApache Velocity形式のテンプレートを利用することで、バックエンドからレスポンスされた内容と実際にクライアントに返すレスポンス内容を変換することが可能です。これにより、例えば既にあるXMLをレスポンスするレガシーなシステムをバックエンドとして利用したり、バックエンドとして非公開の内部システムを呼び出している場合などに、バックエンドからのレスポンスから一部の内容を取り除いてクライアントにレスポンスするといったことが可能です。

APIキー

APIキーを用いることでリクエストのメータリングが可能です。APIキーを有効にしている場合、Cloud Watch Logsに記録されるログにはユーザがリクエストに含めたAPIキーも記録されるため、これを利用することでAPIキーごとのメータリングをすることが可能です。

価格

価格モデルはシンプルです。APIへのコールとアウトバウンドのデータ転送(APIが返す情報)に対して支払います。もちろん無料枠もあり、最初の12ヶ月間は100万リクエストまでを無料で利用できます。キャッシュは別の値立てとなっていて、価格は構成したキャッシュのサイズによります。

- 西谷圭介(@Keisuke69)

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