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【AWS発表】Amazon Zocalo - エンタープライズのための文書保存と共有

そういえば、もう10年近くこのブログを書いています!この間ほとんど、原稿を書いてレビューするワークフローは私のeメールの受信箱を中心に回ってきました。私が原稿を書き、そしてレビューのためプロダクトマネージャーに渡す。するとプロダクトマネージャーは原稿をチームに回し、社内の他の関係者やレビューアーに回す。AWSの開発のペースのおかげで、私は、しばしば、同時に5本から10本の原稿をかかえています。同じ個所への複数の助言の間を調整し、時には複数の種類の原稿を配布する作業は、時間がかかり退屈で間違いを生みやすいものです。eメールの受信箱が、複雑なドキュメントを効率的にまたセキュアに共有しレビューするのには適した場所で無い事は、私には(そして私の同僚たちにも)明らかです。私たちは、自分たち自身の「痒いところに手が届く」ようにしようと決め、受信箱を重荷から解放し、プロセスをいくばくか体系立ったものにするドキュメント・ハブを産み出すことにしました。エンタープライズのお客様からもセキュアに保存し共有できるストレージを求める声をいただいいていましたので、新しい製品とすることにしました!

Zocaloを発表します
本日、Amazon Zocaloを発表致します。これは特にエンタープライズのニーズに合わせてデザインされた、完全に管理されたセキュアな文書保存と共有のサービスです。この記事をご覧になるとおわかりのように、Zocaloは利用者の場所、デバイス、組織との公式の関係に関わらず、利用者に文書に関するセキュアなアクセスを提供します。文書の所有者は、組織の内外を問わず選択した誰かと文書を共有し、フィードバックを求め、場合によっては期限を設けることもできます。

Zocaloを使えば、皆さんは自分の文書にいつでもどこからでも、場所やデバイスの如何に関わらず、直截的で簡潔なアクセスが可能になります。Zocaloは多くのドキュメントタイプに対して、バージョン付きのレビューとマークアップをサポートしますし、セキュリティを重視する管理者がアカウントやドキュメントに対するアクセスを管理し監査する事が出来るよう設計されています。

集中されたユーザー管理(既存のActive Directoryにリンクすることも出来ます)と共有に関する厳格な管理のおかげで、Zocaloでは境界線が間違って曖昧になることがありません。全ての文書は指定されたAWS リージョンに保存され、暗号化された形式で送信されます。文書の所有者であれば、一層の保護のためにダウンロードを禁止することさえも選択できます。

Zocaloクライアントアプリケーションは、Windows 7またはMacOS(バージョン10.7以降)が稼働する、デスクトップPCやノートPCに導入でき、同期を行うフォルダーを割り当てることができます。一度、同期するフォルダーを割り当てると、そのフォルダーにファイルを保存すれば、自動的に、暗号化した接続を通じてZocaloにアップロードされ、他のデバイスにも同期されます。iPad、Kindle FireやAndroidタブレットからもZocaloにアクセスできます。

この記事の残りの部分では、Zocaloを三つの視点から見てみます。文書の所有者になったらどのようか、レビューアーならどうか、そしてZocalo管理者ならどうなのかご覧ください。

利用者にとってのZocalo
あなたがすでにZocaloに登録されているとすれば(アカウントとパスワードについては、管理者にとってのZocaloをご覧ください)、あなたの組織のZocaloサイトに行きログインするだけです。サイトのURLは組織毎に異なります。私がスタートするとこうなります:

ログインするとこうなります:

必要に応じてフォルダーやサブフォルダーを作成し、ドラッグ・アンド・ドロップだけで文書をフォルダーに追加できます。この記事の初期の原稿をアップロードしました:

Zocaloでは、5GBまでのサイズのファイルを収容できます。どのような種類のファイルでもアップロードできます。Zocaloは、Office文書、PDF、イメージ、テキストファイルなら内容を表示します。

私はこの原稿をポールとシンシア(私の二人の同僚です)に共有し、レビューしてくれるよう依頼します:

Zocaloは彼らのレビューの状況を表示してくれます:

既にお気づきかもしれませんが、Zocaloにフォルダーを作りその中に文書を保存することもできます。フォルダーに与えられたアクセス権限設定は、その中の全ての文書に適用されますので、プロジェクト毎やチーム毎に文書を整理するために簡単にフォルダーを利用できます。

ちょっと休憩をとって庭の様子をチェックして(大丈夫でした)フィードバックが返ってくるのを待ちます。Activityをクリックして進捗を確認します。ポールもシンシアも二人とも5分しないうちに(アマゾンでは、私たちは光速で仕事をしています)コメントを残してくれています:

次にFeedbackをクリックして私の原稿第一版に何とコメントしているか見てみます。フィードバックはバージョン毎に整理され、さらに全体についてのコメントと、ページ毎にグループ化された個々のコメントとして分類されます:

次にクリックしてポールのコメントを見ます:

ご覧のように、一件のフードバックをクリックすると文書内の対象部分がハイライト表示されコメントとつながります。レビューアー一人一人には違う色が使われます。

私の次のステップは、全てのコメントを読み、理解し、文書を編集し、画面上にあるメニューから新しいバージョンをアップロードすることです:

もしMicrosoft Word形式の文書なら、レビューアーが入力した全てのコメントを含むバージョンをダウンロードすることも出来ます。

もっともっと説明したいことはありますが、まだ始めたばかりですし、この記事は少々長くなってきました!皆様自身でZocalo限定プレビューでお試しください。

レビューアーにとってのZocalo
さて、垣根の反対側から共有とレビューのプロセスを見てみましょう。レビューのために私に共有された文書を簡単に見る事が出来ます:

どの文書でもクリックしてオープンして、読み、コメントを加えることが出来ます。Zocaloは便利なポップアップを表示して、どうやってフィードバックを加えるか教えてくれます:

文書内のテキストや部分をハイライトして私のフィードバックを加えるだけです:

レビューを終了すると、Sendボタンをクリックして文書の所有者にコメントを送信します:

既にご覧になったように、文書の所有者は私の編集を見ることができ、(ラッキーなら)次のバージョンを作成するのに使ってくれるでしょう。

繰り返しになりますが、これはZocaloで利用可能な文書共有とレビュー機能の表面をざっと眺めただけです。次にZocaloの管理者側を見てみましょう!

管理者にとってのZocalo
個々のZocaloアカウントには、少なくとも一人の管理者が必要です。管理者はユーザーアカウントを作成・管理し、セキュリティポリシーを作成し、ストレージの容量を管理し、監査とアクティビティーのレポートを作成する役割を持ちます。

Zocaloを設定し運用する管理者として、AWSマネージメントコンソールから始めます:

Quick Startを選んでクイックに始めることも、Full Setupを選んでオンプレミスのユーザーディレクトリに接続することも出来ます。

私はQuick Startを選び、いくつかパラメーターを指定して始めました:

数分のうちに私のサイトの準備は整い、利用を始められます。便利なeメールでの通知も届きます:

パスワードを設定し、正式に私自身のZocaloサイトの管理者となりました!

ログインしてダッシュボードを探索してみます:

ダッシュボードを使えば、Zocaloユーザー毎のストレージ容量を設定できます。デフォルトでは、新しいユーザーには無料で200GBのストレージが割り当てられます。管理者は追加のストレージを許すよう選択できます、その場合、GB毎、月毎に課金されます。

サイトの文書共有レベルも制御できます - 無制限の外部共有、短いリストに記載されたドメインと共有、外部共有なし:

ドメインのリストはこのように入力します:

ユーザーを招待する方式のモデルも管理できます。ユーザーはどのドメインの他者でも招待可能、短いリストに含まれるドメインの他者のみ招待可能、または管理者特権を持つユーザーだけが招待可能:

新しいZocaloユーザーになるよう人々を招待できるのです:

Zocaloにユーザーができると、ストレージの利用率をモニターし管理することができ、文書に関するアクティビティーの監査ログを見ることができます。

料金と利用可能なリージョン
Zocalo限定プレビューに参加してご自身のZocaloを体験していただけます。

ZocaloはAmazon WorkSpacesとスムーズに連携するよう設計されています。WorkSpacesのユーザーはそれぞれ50GBのZocaloストレージ、Zocalo Webアプリケーション、タブレット・アプリ、文書レビュー機能に追加料金無くアクセスできます。Zocaloの管理者はこれらのユーザーを月たった2ドルで200GBのストレージにアップグレードできます。

もしAmazon WorkSpacesをお使いでなければ、Zocaloはユーザーあたり月5ドルの料金でユーザー毎に200GBのストレージを利用いただけます。追加のストレージは、GB毎、月毎に段階型の料金モデルに従って課金されます。詳細はZocalo料金ページをご覧ください。

Zocaloは只今のところ、米国東部(北ヴァージニア)、米国西部(オレゴン)、ヨーロッパ(アイルランド)リージョンで利用可能です。個々のZocaloサイトの全ての文書は選択したリージョン内に暗号化して保存されます。

-- Jeff;


この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 Amazon Zocalo - Document Storage and Sharing for the Enterpriseを 吉荒祐一 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。

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