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【AWS発表】 VPC内のパブリックIPアドレスの取い扱いがより柔軟に

これまでのVPC
Amazon Virtual Private Cloud (VPC)を使えば、 AWSクラウドの論理的に分離したセクションをプロビジョンし、お客様が定義する仮想ネットワーク内でAWSのリソースを起動することができるようになります。 今年3月、ブログの記事、「全ての皆様にVPC (Virtual Private Cloud)を!」にて、Amazon VPCの高度なネットワーキング機能を簡単に使えるようにするAmazon EC2の重要な変更点を発表いたしました。

このサービス発表のひとつとして、デフォルトVPCのためのデフォルトサブネットの概念を紹介いたしました。デフォルトサブネット内に作成されたEC2インスタンスは、他のサブネットの場合と異なり、自動的にパブリックIPアドレスが付与されます。これにより、新しいVPCの機能を透過的にすることができ、今までと変わらない挙動を維持できるため、非常に賢明なデフォルトの動作でした。

さらにコントローラブルに!
本日、起動時のVPC内のパブリックIPをより柔軟に扱えるようになる新機能をリリースいたしました。詳細は次のとおりです。

  • デフォルトサブネット内でインスタンスを起動する場合、パブリックIPアドレスを付与するかどうかを決めることができます。今までは、デフォルトサブネット内で起動する場合、必ずパブリックIPアドレスが付与され、削除することはできませんでした。
  • デフォルトサブネット以外のサブネットでインスタンスを起動する場合、起動時に、パブリックIPアドレスを紐づけるかどうかを選択することができるようになりました。今までは、インスタンスを起動し、インスタンスが利用可能になった後、Elastic IP アドレスを割り当て、付与する必要がありました。

AWS Management Consoleはこの新機能を完全にサポートしています。 デフォルトVPC内に起動し、サブネットを選択しない場合、または、スポットインスタンスのリクエストを行う場合、起動ウィザード内のチェックボックスをオンまたはオフにすることで、パブリックIPアドレスを付与するかどうかを選択できます。

特定のサブネットを選択した場合も、起動ウィザードのENI (Elastic Network Interface)セクション内に同様のチェックボックスがあります。

チェックボックスの初期設定(オンまたはオフ)はVPCを起動した時の状態を反映しますので、既存の挙動を変更したくない場合は、チェックボックスをそのままにしておいてください。

いくつかの注意事項
この機能は起動時にのみ利用可能であることに注意してください。起動時にインスタンスにパブリックIPを付与しない場合でも、インスタンス起動後に、Elastic IP アドレスを紐づけることができます。

また、何らかの理由で、すでにパブリックIPアドレスを持つインスタンスに、Elastic IP アドレスを付与すると、Elastic IP アドレスがパブリックIPアドレスを置き変えます。Elastic IPをインスタンスからはずすと、新しいパブリックIPがインスタンスに割りあてられます。

近いうちに、CloudFormationAuto Scalingのサポートを追加する予定です。

この新機能について、さらに詳しく知りたい方は、EC2のドキュメント内のUsing Instance Addressingのトピックをお読みください。

堀内康弘 (Facebook, Twitter)

 

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