« 【AWS発表】CloudFormationがスタック内のリソースを更新可能に 「サークルオブライフ: パート1」 | メイン | 【AWS発表】DynamoDBの新機能、複数アイテムを1度に追加・削除・置換できる「BatchWriteItem」を公開 »

【AWS発表】 AWS Elastic Beanstalkが東京リージョンで利用可能に。Java、PHPをすぐにクラウドで動かそう!

本日より、AWS Elastic Beanstalkが、東京リージョンで利用可能になりました。これまでの米国東リージョンでのサービス展開とあわせて、両リージョンでこのサービスを利用することができます。日本の開発者の方で、Elastic Beanstalkが東京リージョンで利用できるのをお待ち頂いていた方も多いのではないでしょうか?

AWS Elastic Beanstalkは、AWSクラウドへのアプリケーションのデプロイと管理をさらに簡単にするサービスです。通常、AWSクラウド上でアプリケーションの実行環境を整えるには、Amazon EC2(仮想サーバ)、Amazon S3(インターネットストレージ)、Amazon Simple Notification Service(通知サービス)、Elastic Load Balancing(ロードバランシング)、Auto-Scaling(自動スケール調整)といったインフラについて個々の設定が必要になります。一方、Amazon Elastic Beanstalkを使うことにより、開発者はJavaまたはPHPで書かれたWebアプリケーションをAmazon Elastic Beanstalk上にアップロードするだけで、Amazon Elastic Beanstalkがキャパシティのプロビジョニング、ロードバランシング、オートスケーリング、ミドルウェアおよびアプリケーションのヘルスチェックなどを自動的に行うようになります。そのため、開発者はAWS上でインフラストラクチャをセットアップするための個々の設定を気にする必要がなくなります。開発者はAWSサービスに精通していなくても、AWSのインフラストラクチャ上で、自身のアプリケーションを配備・実行できるようになったのです。Elastic Beanstalkは現時点でJavaとPHPに対応しており、今後もその他の環境に対応を拡充していく予定です。

Elastic Beanstalk詳細を知りたい方は、サービス詳細資料(マイスターシリーズ資料)、もしくはElastic Beanstalk Developer Guide(英語)をご覧ください。

さて、下記はAWS Management Consoleの最初の画面ですが、サンプルアプリケーションを利用するか、ご自身のアプリケーションをアップロードすることができます。この際に、PHP、Java等のコンテナタイプを選択することができます。

 

また、AWS Toolkit for Eclipseを用いると、Java開発者にとっては、統合開発環境であるEclipseから直接デプロイしたり、Elastic Beanstalkを管理できます。Eclipseから直接、サンプルでついているブログアプリケーション(下記のTravelLog)を、起動しカスタマイズすることも可能です。

 

PHPのアプリケーション開発者の場合で、コマンドラインを好む場合は、コマンドラインインタフェースを用いて開発し、Git環境からデプロイすることも可能です。

さらに、数あるAWS SDKの中から好みの言語を選んでElastic Beanstalkを操作できます。例えば、既存のビルド環境からElastic Beanstalkにプログラマブルにデプロイできるでしょう。


Elastic Beanstalkは、デフォルトのオートスケール設定により、自動的にアプリケーションをスケールアップさせたり、スケールダウンさせることが可能です。もちろん、オートスケールの設定を、アプリケーションのニーズにあわせて調整することもできます。下記の図では、最低1台から最大4台までの間で状況にあわせてサーバーを自動調整するように設定しています。

 

Elastic Beanstalkを用いると、ニーズにあわせた自動化が簡単にできるだけでなく、必要であればアプリケーションを稼働させるリソースに対して自分自身でコントロールすることもできることが特徴です。Elastic Beanstalkは Amazon EC2やAmazon S3のような既存の実績のある可用性、耐障害性の高いインフラストラクチャを利用して構築しており、必要に応じて、こういったリソースに直接アクセスしてコントロールできます。非常に透明性の高いプラットフォームサービスといえるでしょう。


ご利用にあたって

複数のアベイラビリティゾーンで冗長化
アプリケーションを起動する際に、複数のアベイラビリティゾーン(AZ)にまたがってシステムを冗長的に構成するほうがより耐障害性を高められるでしょう。Elastic Beanstalkを用いれば、環境設定をするだけで、複数のAZでアプリケーションをホスティングすることができます。万が一、片方のAZで問題が起こったとしても耐え得るシステムを構築することができます。

ダウンタイムを減らせる仕組み
Elastic Beanstalk には、環境を複製し、URLをスワップすることができる仕組みがあるので、新しいバージョンのアプリケーションをデプロイする際は、設定をアップグレードする際も、できるだけダウンタイムを削減することができます。

アクセス管理の活用 - AWS Identity and Access Management (IAM)
Elastic BeanstalkはIAMと統合されており、開発、デプロイ、テストの各ステージにおいて、各開発者が実行可能なアクションをコントロールすることができます。 

追加なしの利用料金体系
Amazon Elastic Beanstalkは追加料金なしで提供され、利用者はアプリケーションの実行に必要なAWSリソースの料金だけをお支払頂くことになりあす。


さあ、是非、東京リージョンで、Elastic Beanstalkを使ってみてください!

玉川憲 (@KenTamagawa)

コメント

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341c534853ef01676595b324970b

【AWS発表】 AWS Elastic Beanstalkが東京リージョンで利用可能に。Java、PHPをすぐにクラウドで動かそう!を参照しているブログ:

Featured Event

2016年3 月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31