« 【AWS発表】 AWS Management ConsoleがAmazon Route 53をサポート | メイン | AWSマイスターシリーズ(無料Webセミナー) 11月22日 AWS Elastic Beanstalk »

【AWS発表】 EC2インスタンスのステータスモニタリング

AWSのリソースの状況に関して、より分かりやすく情報を提供できるように、幾つかの新機能の開発に取り組んでいます。まず、本日の発表は、AWSが予定している運用作業のなかで、ユーザーが所有しているEC2インスタンスに影響がある際に、そちらをそのユーザーのWebコンソール上で分かりやすく表示する機能です。

現在、EC2インスタンスに影響がある運用管理系のイベントとしては3種類のものがあります。システムリブート(System Reboot)、インスタンスリブート(Instance Reboot)と、リタイヤ(Retirement)です。こういったイベントが行われる際には、これまではemail経由のみで通知されていました。今回の発表により、この情報をAPI経由、もしくは、AWS Management Console経由で利用できるようにすることで、ユーザーがこのようなイベントに対して手作業、もしくはプログラムによって対処できるようにしています。

システムリブート - EC2インスタンスが稼働している「ハードウェアかソフトウェア」にメンテナンス作業が必要な場合には、システムリブートをスケジュールします。ほとんどのアップグレードや改修はリブートをしなくても実行することができるのですが、一部のものに関してはリブートする必要がでてきます。これは滅多に行われないのですが、どうしても必要なときのみシステムリブートを行うということです。このシステムリブートが行われるとき、影響をうけるユーザーは事前にその日時を知らされることになります。その日時がきたとき、そのインスタンスも含めてリブートされます。リブート自体は2分~10分で終了するとおもいますが、これはシステムリブートの中身やインスタンスの設定にもよるでしょう。もし、皆様のインスタンスでシステムリブートがスケジュールされた場合、事前に他のインスタンスに切り替えておいたり(EBS-backedのインスタンスの場合、stopしてstartすると他のハードウェア上でインスタンスが立ち上がります)、もしくは、システムリブートされた後の状態のチェックを考慮していただくことになります。

インスタンスリブート - インスタンスリブートはシステムリブートに近いのですが、インスタンスそのもののリブートのみが必要で、その下のレイヤーのリブートが必要ではないときを指します。このケースの場合、皆様ご自身でリブートのタイミングを決めることができます。つまり、リブートのタイミングを、通常の運用業務にマッチする形で行うなどの選択肢がでてきます。インスタンスリブートが必要になった場合は、そのタイミングが知らされます。そのタイミングより前に皆様ご自身でリブートしていただいても構いませんし(Webコンソール、もしくはAPI経由で)、もしそのタイミングまで何もしなければ、自動的にスケジュールされたタイミングでリブートされることになります。

リタイヤ - 万が一、ハードウェアの調子が悪くこれ以上運用をできないようなケースが起こった際は、インスタンスのリタイヤをスケジュールします。リタイヤがスケジュールされたインスタンスは、その予定された日時以降はterminate(終了)されることになります。もしEBS-backdのEC2インスタンスの場合は、stopしてstartすると他のハードウェア上でインスタンスが立ち上がりますので(S3-backedの場合はAMIをとって立ち上げなおす必要があります)、事前にスケジュールされた時刻以前にその作業をしておく必要があります。もしこのインスタンスが必要でない場合には、スケジュールされた日時以前にterminateしてもよいでしょう。

APIコールについて
DescribeInstanceStatusは、特定のリージョンもしくはアベイラビリティゾーンにてスケジュールされているイベントの情報を返します。各インスタンスについて次の情報が返ります。

  • Instance State - インスタンスの状況(pending, running, stopped, or terminated)
  • Rebooting Status – インスタンスでリブートがスケジュールされているかどうかを、その予定された日時も含めて (もしあれば)
  • Retiring Status - インスタンスでリタイヤがスケジュールされているかどうかを、その予定された日時も含めて(もしあれば).

We'll continue to send "degraded instance" notices to our customers via email to notify you of retiring instances.

Webコンソールのサポート
AWS Management ConsoleのEC2タブの中で、計画されているイベント(Scheduled Events)を見ることができます。

"Scheduled Events"のリンクをクリックすると、詳細を見ることができます。

また、スケジュールされたイベントを持っている各インスタンスについては、時計のアイコンがインスタンスIDの横に表示されます。

管理系のツールなどを作られているパートナー様、ISV様も、このAPIを活用されるに違いありません。もし、適用された場合は、ブログを更新いたしますので、是非ご連絡ください!

玉川憲 (@KenTamagawa)

 

 

コメント

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341c534853ef0153932eaec1970b

【AWS発表】 EC2インスタンスのステータスモニタリングを参照しているブログ:

Featured Event

2016年3 月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31